正しく見るために

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中で「マスクだけじゃなくメガネもかけた方がいい」「コンタクトレンズよりメガネがいい」などといった様々な情報が飛び交っていますね。

 

 

日本眼科学会と日本眼科医会から「国民の皆様へ」として「新型コロナウイルス感染症の目に関する情報について」案内されていますのでご紹介させていただきます。

 

 

こちらでは『新型コロナウイルスは口や鼻といった上気道の粘膜から感染するが目の粘膜組織である「結膜」からも感染する可能性がある』として、感染経路である「飛沫感染」と「接触感染」を防ぐことが重要とのこと。

 

 

「接触感染」については『ウイルスが付いたテーブルや椅子・パソコンのキーボードなどをさわった手で目をこすったりさわったりした場合にもウイルスに感染する可能性がある』として、基本的な対策は『手洗いやアルコール等で消毒することが大切』。またコンタクトレンズ装用者には『脱着の際に直接目に触れるので目に触れる前後に十分な手洗いを。心配であれば暫くの間コンタクトレンズから眼鏡の装用に』と呼びかけられています。

 

 

そして「飛沫感染」については『眼鏡やゴーグルを装用すれば新型コロナウイルスの飛入をある程度は抑えることができるが完全でなくレンズのない側面や上下の隙間からウイルスが侵入する可能性があり眼鏡やゴーグルに触れた手で目をこすってしまうとかえって感染のリスクを高める可能性もある』とされています。

 

 

 

 

 

 

万全ではないにしても、今はコンタクトよりもメガネ。そしてマスク同様にメガネ装着はある程度は感染防止対策にはなるようですが、新型コロナウイルスの感染防止策の基本はいかに「飛沫感染」と「接触感染」を防ぐかということですね。

 

 

 

また、休校や外出自粛に伴い家庭で過ごす時間が長くなる中で、オンライン学習やウェブ会議などの導入も進んできていますが、スマートフォン・タブレット端末などデジタルデバイスを長時間見続けることは、近視の進行や眼精疲労の原因にもなります。

 

 

「自宅にいる時間が増えたのでそれに合わせたメガネを作りたい」といったお客様も最近では多く見られる中で「少しでも眼にストレスを与えない度数の処方」について今まで以上に考えていければと思っています。

 

 

皆さま、未曾有の事態で精神的にも大変な時ですが、どうかご自愛くださいませ。

 

 

 

 

当店ではお客様が少しでも安心してご利用いただけるよう、新型コロナウイルス感染防止対策を実施しております。詳しくはこちらをご覧ください。

 

 新型コロナウイルス感染防止対策として実施していること

 

新型コロナウイルス感染拡大ができるだけ早く収束することを願いつつ、お客様が少しでも安心してご利用いただけるように。

 

安全と安心をお届けするために

 

 

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メガネヤヒカリノアトリエ 遠近両用 在宅勤務 ウェブ会議 デスクトップパソコン

 

 

「遠近両用メガネを使ってるんだけど、最近ノートパソコンから大型デスクトップパソコンに変えたら肩こりが酷くなった」というお客様の声を多く聞くようになりました。

 

在宅勤務やウェブ会議のための大型デスクトップパソコンや大型ディスプレイの需要が高まってきているようですが、一般的な遠近両用レンズでは大型デスクトップパソコンとの相性はあまり良くありません。

 

 

以前のコラムで詳しく解説していますのでこちらをご覧ください。

 

 

50歳からの快適なパソコンライフ

 

眼の誕生 自由が丘 眼鏡 視力検査 視覚 遠近両用 

 

 

『5億4300年前、生命最初の「眼」がすべてを変えた』という、この本の帯のキャッチコピーに興味を惹かれて読みました。

 

あらためて生物にとっての視覚の重要さを考えさせられ、その視覚を整える仕事に対する責任感をより一層強くさせてくれる本でした。

 

 

 

現代のほんのわずかな30年の間にも、ヒトの見る距離は劇的に変化しました。

 

パソコンやスマホにタブレット。近距離を見る時間が劇的に増えた現代ですが、元来ヒトの眼は近くを長時間見るためには設計されていません。

 

そのような眼で長時間のデスクワークなどは、眼に対する負荷がかかるのは当たり前のこと。

 

そして、このところの小中高一斉休校やテレワークなど自宅勤務、不要不急の外出を控えての生活は、さらに近距離を見る時間が増えて、眼のストレスや負荷が増大しています。

 

そのような負荷が少しでも軽減されるよう、お客様のそれぞれのライフスタイルに合った快適で楽な見え心地を提供いたします。

 

皆さまお気軽にご相談ください。

 

 

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眼鏡店で屈折検査を受けていて「質問されている意味がわからない」といった経験はありませんか。

 

「どう答えたらいいの?」「どう見えたら正常なの?」と思いながら、曖昧に答えてしまう場合もあるかもしれません。

 

当店では正確な測定をするために、様々な手作りのツールを使って、お客様がわかりやすく答えやすい屈折検査・両眼視機能検査を心がけております。

 

 

 

 

こちらは優位眼(効き目)の検査で使用しているツール。

 

カラー用紙に四角く穴を空けただけのものですが、お客様に両手を伸ばして持ってもらって、両眼を開けたまま少し離れた検査員の顔を四角い穴に入るように見てもらうと優位眼がわかるというもの。(この場合は右眼が優位眼)

 

 

当店のわかりやすく答えやすい屈折検査・両眼視機能検査をご体感ください。

 

 

 

ウェブサイト上で来店予約ができるページを追加いたしました。

相談や検査のみの予約もできるようになっております。

こちらもぜひご利用ください。

 

予約フォーム「Time Reservation」はこちら

 

 

 

 

50歳代以上の近視の方で「まだ老眼にはなってないんですよ」「メガネ外したら近くが見えるから」という方がいらっしゃいます。

 

「老眼になってない」は不正解ですが、「メガネ外したら近くが見える」は正解です。

 

以前のコラムで遠点・近点・明視域についてお話ししましたが、50歳の方の平均的な調節力は2.50Dなので、S−3.00Dの近視の方が完全矯正のメガネを装用した時の明視域は、眼前40cmから無限遠方となります。

 

近視を正視眼の状態に矯正した場合に40cmよりも近い距離にはピントが合わないのですから「老眼になってない」は不正解、そしてS−3.00Dの近視の方の裸眼での遠点は、眼前33cmなので「メガネ外したら近くが見える」は正解というわけです。

 

 

 

 

S−3.00Dの近視の方も50歳ぐらいまでは調節力に負荷がかかりながらも、とりあえず遠用のメガネで過ごしているという方も多いのではないでしょうか。

 

ところが、55歳を過ぎるとメガネを装用した状態でパソコンを見るためには少し距離を遠ざけたり、裸眼では逆に近づかないとピントが合わないようになってきます。

 

60歳では裸眼でも、メガネを装用しても、眼前33cmから眼前100cmまではピントが合いません。

 

 

 

 

「読み書き・パソコン」用のメガネも単焦点レンズでは、眼前37cmから眼前57cmまでしかピントが合わず、単焦点レンズのメガネでは、目的距離に合わせて何本も掛けかえる必要性が出てきて億劫ですね。

 

 

 

 

そんな煩わしさを解消してくれるのは累進多焦点と呼ばれる境目のない遠近両用レンズ。

 

累進多焦点レンズは、遠用から近用まで累進的に度数が変化していて、視線の角度を上手に合わせると、遠くから近くまでピントが合います。

 

遠近両用レンズの遠用度数と近用度数の差を「加入度数」というのですが、加入度数が小さい方がユレやユガミが少なく、レンズに慣れやすいと言われています。

 

60歳を過ぎてから初めて遠近両用レンズを掛けるとなると、加入度数が既に大きくなってしまってるので、かなり慣れにくいということに。

 

一番上のイラストに『45歳の明視域(近視S−3.00D/調節力3.50D)』というのがあります。

 

45歳の正視眼の方や近視の方が完全矯正のメガネを装用した時の明視域は眼前29cmから無限遠方なのですが、イラストのグレーで表した29cm~58cmの範囲はピントが合うけど、調節力に負荷がかかってる距離であり、お客様の眼の屈折状態や調節力、趣味や仕事の内容、普段見ている時間が長い距離などを考慮する中で、このあたりの年齢の方から遠近両用レンズをオススメしています。

 

『老眼』というワードがネガティブなイメージを作っているようですが、実際の生活の中で文字のカスミや眼精疲労を自覚する時期が40歳代半ばから50歳頃にかけてというだけで、実は調節力は10歳をピークに低下しています。

 

ネガティブに考えて負荷をかけながら生活するよりも、ポジティブに捉えて負荷のかからない視生活を送る方が、ストレスもかからず快適に暮らせるはずです。

 

 

 

 

将来を考えると遠近両用レンズはとても便利なレンズであり、いずれは遠近両用レンズと考えていらっしゃる方は、40歳代半ばの早い時期からが、慣れやすくオススメですよ。

 

今回は一例として、S−3.00Dの近視で調節力においては平均的なデータでお話しさせていただきましたが、調節力も個人差があります。

 

きちんとした検査で眼の屈折状態、調節力、現在使用しているメガネの度数から、現状の明視域を数値化することができ、さらに現状よりも快適になる度数やレンズを提案させていただけますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

明視域や目的距離に合った屈折検査などについては、以前のコラムでご紹介させていただいておりますので、よろしければこちらもご覧ください。

 

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