素敵に見られるために
レンズの厚みをできるだけ薄く仕上げるフレーム選び
2023.01.28
以前のコラム『メガネを選ぶ際に意識したいフレームPD』で似合うメガネフレーム選びにはサイズ感が大切だというお話と、『レンズの厚みが気になる方へ』というコラムでは強度近視の方のフレーム選びのコツについてお話しさせていただきました。
今回は強度近視の方に参考にしていただきたいフレームの一部をご紹介いたします。
『FPD』と記載しているのがフレームの左右レンズの中心間距離で、お客さまの瞳孔間距離と同じか、少し『FPD』が広い程度のサイズを選ぶのがオススメです。『左右レンズの端から端まで』と記載しているのは、右レンズの耳側端から左レンズの耳側端までの長さです。一般的にはレンズの耳側端が厚くなるので、この『左右レンズの端から端まで』の長さが短いほどレンズは薄く仕上げられ、顔の輪郭が内側に歪んで見えるのも、目立ちにくくオススメです。
詳しくは以前のコラム『メガネを選ぶ際に意識したいフレームPD』と『レンズの厚みが気になる方へ』をご覧ください。
当店では完成時のレンズの厚みと完成時のメガネの総重量について、0.1mm単位、0.1g単位でシミュレーションしながらレンズをお選びいただけます。「度数が強すぎて…」という方もお気軽にご相談ください。
アン・バレンタイン
FRANCE 40□24-145
FPD 64mm
左右レンズの端から端まで 104mm
FORMAT 39□24-145
FPD 63mm
左右レンズの端から端まで 102mm
FANZINE 42□24-145
FPD 66mm
左右レンズの端から端まで 108mm
FEIST 42□22-145
FPD 64mm
左右レンズの端から端まで 106mm
4モデル全て税込53,900円
ステディ
STD-56 43□22-145
FPD 65mm
左右レンズの端から端まで 108mm
税込33,000円
フォーナインズ
NPM-120 45□18-133
FPD 63mm
左右レンズの端から端まで 108mm
税込35,200円
シークレットレメディ
S-049 Plera 45□20-140
FPD 65mm
左右レンズの端から端まで 110mm
税込35,200円
MARKUS T
D2073 41□24
FPD 65mm
左右レンズの端から端まで 106mm
税込58,300円
アン・バレンタイン
FRANCE 40□24
FPD 64mm
左右レンズの端から端まで 104mm
税込53,900円
デザインの奥にあるディテールと機能性 vol,2
2022.08.17
前回このタイトルでコラムを書いた時に『vol,1』として、連載コラムにしようと考えていたのですが、『vol,2』まですっかり年月が経ってしまいました。笑
今回はイベント開催中ということもあり、ステディの魅力についてご紹介いたします。
レンズシェイプやサイズ、シルエットといったデザインの奥にあるディテールと機能美をご覧ください。
同じチタンメタルフレームでもリムの太さで掛けた印象はガラッと変わります。
画像下のSTD-59が一般的な正面視1.0mmのリム。
STD-79は1.5mmの太リムでメガネで少し主張したい方にオススメ。
STD-83は正面視0.7mmのリムが採用されていてスッキリと掛けていただけます。
STEADY
(上)STD-79 C-2 47□21 税込38,500円
(中)STD-83 C-2 49□18 税込38,500円
(下)STD-59 C-4 47□21 税込31,900円
一山(イチヤマ)と呼ばれる鼻パッドのないスタイルのフレームはすっきりと掛けれて、知的で大人な印象を与えてくれます。
STEADYの一山フレーム STD-53は小さめサイズで強度近視の方にもオススメ。
当店のロングセラーモデルとして性別年齢関係なく、たくさんのお客様に評価をいただいております。
STEADY
STD-53
44□23-145
税込29,700円
フロントとテンプルのアクセントになっている2つの鋲は、単なる飾りではなく蝶番をかしめて接合するための機能美。
その蝶番もテンプルの太さとのバランスや強度を考慮して7枚蝶番が採用されています。
「Modern classical spectacles」を象徴するカシメ7枚蝶番はSTEADYらしく、ディテールに拘った1本です。
STEADY
STD-86
50□21-148
税込35,200円
STEADYのフレームがフルラインナップで揃う『STEADYモダンクラシカルと眼鏡展』を開催中です。
詳しくはこちらからご覧ください。
強度近視の方へ『レンズ加工のこだわり』
2022.02.01
一般的なメガネフレームはフレームリムに溝があり、レンズに山(ヤゲン)をたてることで、フレームとレンズが固定されています。
先日、S−9.00D超えの強度近視のお客さまがご来店され、アン・バレンタイン『M.7』をお選びいただきました。
最薄型高屈折レンズで作製した場合のレンズ厚について、コンピューターでシミュレーションすると、フレームの厚み(4.2mm)とドンピシャとなりました。
当店ではそこからさらに掘り下げます。
アン・バレンタイン『M.7』はメタルリムの後ろにプラスチックパーツが組み込まれた特殊なコンビネーション構造となっており、通常の加工方法で作製すると、レンズの山(ヤゲン)は4:6の比率でたってしまい、せっかくフレームとレンズの厚みが同じなのに、レンズが少し前に出てしまうという残念な結果になってしまいます。
そこで、メタルリムのリム幅とプラスチックパーツのサイズを0.1mm単位で計測して、レンズの山(ヤゲン)の位置を計算し、前から1.3mmになるようにレンズを加工作製!!!
前にも後ろにもレンズがフレームからはみ出ることなくパーフェクトな仕上がりです!!
当店では完成時のレンズの厚みと完成時のメガネの総重量について、0.1mm単位、0.1g単位でシミュレーションしながらレンズをお選びいただけます。
『度数が強すぎて…』というお客さまから、『レンズの山(ヤゲン)の位置にもこだわって、徹底的にかっこいいメガネに仕上げたい』という方まで、お気軽にご相談ください。
強度近視の方にも素敵なメガネを
2021.08.11
強度近視の方にとってレンズの厚みは悩みの一つですよね。
出来上がりのレンズ厚をイメージしていただきやすようにサンプルをご用意しております。
画像はステディ STD-53 ( 44◻︎23 ) に、S−9.00D のレンズを組み合わせたサンプル。
最薄両面非球面レンズと小ぶりなフレームの組み合わせでここまでレンズの厚みを抑えることができます。
「度数が強くて…」という方も是非ご相談ください。
掛けた印象を変えるフレームのディテール
2021.03.30
メガネフレームを選ぶ際に重視するポイントも様々ですが、今回はレンズを支える「リム」と呼ばれるパーツについてご紹介いたします。
同じように見えるメタルフレームでもリムは細いものから太いものまで様々で、それによっても掛けた印象がかなり違ってきます。
例えば、ステディSTD-55 C-3(画像上)とSTD-83 C-2(画像下)。
ともにリムにデミブラウンがカラーリングされたモデルですが、リムの太さとカラーリングされる範囲が違います。
STD-55は正面から見た時のリムの太さが1.0mmの「甲丸」と呼ばれる丸みのあるリムとなっていて、STD-83は太さ0.7mmの極薄リムが採用されています。
そして、カラーリング範囲もSTD-55はリム全体に、STD-83は正面のみにデミブラウンがカラーリングされています。
このカラーリングは『転写』と呼ばれる手法で、下地処理として七宝を巻いた上から転写シートを貼って焼き上げると、七宝にカラーが転写されるといった工程で、全て職人さんの手仕事によるものです。
リムの太さとカラーリングされる範囲の違いで掛けた印象も全く違うSTD-55 C-3とSTD-83。
少し個性を出すならSTD-55のようにリムのはっきりしたもの。ミニマルにすっきりと掛けこなしたい方はSTD-83のように極薄リムを使ったものがオススメ。
そのディテールの違いをお店でお試しください。
(右)
STEADY
STD-55 C-3
45□22-145
¥27,000+tax
(左)
STEADY
STD-83 C-2
49□18-146
¥33,000+tax