正しく見るために

レッドグリーンテスト

2019.09.11

 

 

眼鏡を掛けてる人は一度はやったことのある「赤と緑の中の二重丸や数字はどちらが見やすいですか」という検査。「何を検査しているんだろう」と感じながら検査を受けている人も多いかと思います。

 

これは「レッドグリーンテスト」という検査で「赤緑テスト」「二色テスト」とも呼ばれます。メガネの度数が過矯正か低矯正かをチェックするためのものです。

 

光がメガネレンズ ・角膜・水晶体を通り屈折する力は、光の波長(色の種類)によって異なり、焦点を結ぶ位置がズレます。これを「色収差」と呼び、「レッドグリーンテスト」は、この光の特性を使った検査です。

 

 

 

 

 

「遠見レッドグリーンテスト」では、正視眼では赤と緑の中の文字が同じようにハッキリ見えます。赤の中の文字が強くハッキリ見える場合は近視状態にあり、緑の中の文字が強くハッキリ見える場合は遠視状態であることを表します。

 

つまり、近視の方がメガネを掛けて見た時に緑が見やすい場合は、そのメガネは過矯正の度数であるということです。

 

 

 

 

ところで、皆さまはこのコラムをパソコンやスマートフォンでご覧いただいてるかと思います。この「レッドグリーンテスト 」はパソコンやスマートフォンを負荷なく見ることができているかということもチェックできますので、パソコンやスマートフォンで「近見レッドグリーンテスト」をチェックしてみましょう。

 

 

 

 

 

今ご覧になってる距離で緑の中の文字が見やすい方は、ゆっくりと距離を離して見てください。

 

赤と緑の中の文字が同じように見える距離が、あまり負荷をかけずに見ることのできる距離ということになります。

 

ご自身の作業したい距離で見た時に、緑の中の文字の方が見やすいという方はぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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