正しく見るために

おうちメガネに視力1.0が必要ない理由

2020.11.06

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コロナ禍で在宅ワークやおうち時間も日常となった方も多いのではないでしょうか。

 

 

以前のコラムでは、視生活環境に合わせた度数やレンズの選定が、快適で心地よく、疲れにくいメガネを作るための最大のポイントであるということについて解説させていただきました。

 

 

また、別のコラムでは、近距離を見る場面が多い方には、近距離が楽に見える度数を重視したメガネの方が負担が少なく、ほとんどの時間がデスクワークという方に遠方最高視力を重視した度数のメガネは近距離に対してはかえって負荷がかかるというお話をさせていただきました。

 

 

 

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今回は在宅ワークやおうち時間が大半という45歳以上の皆様へ「おうちメガネに遠見視力1.0が必要ない理由」についてお話しさせていただきたいと思います。

 

 

視力検査で使われる「C」マーク。これは「ランドルト環」と呼ばれていて、5m離れた距離から直径7.5mm太さ1.5mm切れ目1.5mmのランドルト環が視認できれば視力1.0ということになります。

 

(視力0.5=5m離れた距離から直径15mm太さ3mm切れ目3mmのランドルト環が視認できる)

 

 

 

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次にお部屋の広さについてですが、一般的に1畳=1.62㎡と表記される場合が多く、16畳では25.92㎡となります。そのお部屋が正方形だとすると1辺の長さは約5m。16畳のリビングなんて言うとかなり広いイメージがあると思いますが、その16畳にリビングの端から端までがちょうど視力検査での基準となる5mとほぼ同じ距離ということですね。

 

 

お部屋の中できちんと識別したいカレンダーや時計など、ほとんどのものが直径7.5mmほどの小さな文字で書かれているということはまずありえません。

 

 

遠方最高視力を重視した度数のメガネは、近距離に対してはかえって負荷がかかります。

 

 

個人差はありますが、完全矯正されたメガネの度数を4段階(1.00D)弱くしても、直径15mm切れ目3mmのランドルト環が視認(視力0.5)できます。

 

 

完全矯正のメガネを掛けている人が眼前50cmの距離にあるパソコンを見るときには2.00Dの調節力が必要となり、もしその人のメガネの度数を4段階(1.00D)弱くすると、1.00Dの調節力を使うだけでパソコンの距離にピントが合うということです。

 

 

おうち時間が長くなり、パソコンに向かう時間が長時間という方には、「近距離が楽に見える度数を重視したおうちメガネ」がぜひオススメです。

 

 

ちなみにテレビに関しては1.5mから2.0mぐらいの距離で見ている方が多いのではないでしょうか。

 

 

調節力をまったく使わずピントの合う距離を遠点といいますが、完全矯正度数を4段階弱くした時の遠点は眼前100cm。2段階弱くした時の遠点は眼前200cmなので、テレビを視聴する時間が長いという方には、完全矯正度数から2段階弱くした度数が、テレビもバッチリ見えて快適です。

 

 

 

当店ではお客さまが普段どのような距離を見ている頻度が高いか、どのような仕事や趣味を持っていて、どのような生活をしているかなど、視生活環境をきちんとお聞かせいただき、快適で心地よく疲れにくい見え方を最重視した屈折検査や最適なレンズのご提案に努めています。

 

 

眼精疲労や肩こり、デスクワークで集中力が続かないなどといったことでお悩みの方もお気軽にご相談ください。

 

 

 

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