正しく見るために

年齢とともに遠くなる近点

2019.07.13

 

目的距離にピントを合わす力を調節力といいます。

 

その調節力を使って見ることのできる最も近い距離を近点といい、長時間負担なく近くを見ることのできるのは調節力の半分くらいを使って見ることのできる距離とも言われています。

 

 

 

 

調節力は10歳頃をピークに減少していき、40歳頃では正視眼の人の近点距離は眼前22cm、調節力の半分を使って無理なく見える距離は眼前44cmとなり、長時間のスマホや読書で眼が疲れるといった症状が出てくるのもこのあたり。

 

(上のグラフでグレーになっているところがピントを合わすことができるけどかなり負荷のかかっている距離です)

 

 

50歳を過ぎるといよいよ眼鏡が必要となり掛け始める方が多いので、近くの距離を見るのに無理をして負荷がかかっているのは40歳代の方が一番多いのかもしれません。

 

 

当店ではそういった40歳代の方が快適で疲れにくい度数やレンズをご用意しております。

 

 

お客さまの調節力、裸眼での近点と明視域、メガネを掛けた状態での近点と明視域などのチェックやご相談を承っておりますのでお気軽にご相談ください。